中央社会保険医療協議会総会は4日、2020年度診療報酬改定に向け、超急性期脳卒中加算の施設基準の見直しについて議論した。現在の施設基準である「薬剤師の常時配置」を満たせない医療機関が多数を占める現状を踏まえ、診療側から「施設基準を現状に合わせた内容に緩和すべき」、「多くの患者に適切な医療を提供できることに反対する理由はない」と見直しに肯定的な意見が相次いだ。
超急性期脳卒中加算は、脳梗塞と診断された患者に対して、発症後4時間半以内に組織プラスミノーゲン活性化因子を投与した場合、入院初日に限り1万2000点を算定できる。
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