抗菌薬開発・製造を積極的に行う製薬企業30社を対象に薬剤耐性菌(AMR)への取り組みを比較したところ、英グラクソ・スミスクライン(GSK)がトップにランクインしたことが、オランダの非営利研究財団「医薬品アクセス財団」の報告書で明らかになった。グローバルで展開する製薬企業8社で日本企業は塩野義製薬が4位、大塚製薬が6位に位置しており、抗菌薬の研究開発力が評価された。
今回の調査は、低・中所得国の医薬品へのアクセス向上を目指し、製薬企業を対象に新たな抗菌薬の研究・開発、抗生物質の製造に関する責任方針、抗菌薬のアクセスと適正使用に関するアプローチについて比較分析したもの。前回は2018年に実施し、今回も引き続きグローバル製薬企業8社、後発品企業9社、バイオ企業13社の計30社を対象に分析し、報告書にまとめた。
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