大塚ホールディングスの樋口達夫社長CEOは14日、都内で開催した決算説明会で、2019~23年度の5カ年中期経営計画で掲げた年平均成長率(CAGR)について、当初目標の10.6%から13%以上に上方修正することを明らかにした。主力品が想定以上に伸長し、特に経口水利尿薬「ジンアーク」(国内製品名:サムスカ)が牽引したとして、「20年以降の中計に対して、年間約250億円の増収増益効果になる」との見通しを示した。
樋口氏は、ジンアークや統合失調症治療薬「レキサルティ」、抗癌剤「ロンサーフ」、抗精神病持効性注射剤「エビリファイメンテナ」のグローバル4製品について、「当初計画よりも早いスピードで推移しており、今後も順調な成長を見通せる」と説明。
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