米国研究製薬工業協会(PhRMA)のクリス・フウリガン在日執行委員会委員長は19日、都内で記者会見し、2020年度薬価制度改革で実施された新薬創出等加算の見直しに言及。「一定の改善が図られたとはいえ限定的。画期的医薬品や企業を守るものではない」と指摘した。毎年薬価改定の議論についても、「2年に1回の薬価改定を維持し、21年の中間年改定については、後発品や長期収載品といった収載価格と市場実勢価格の乖離が非常に大きい品目に対象範囲を限定すべき」と述べ、政府に要請していく考えを明らかにした。
フウリガン氏は、PhRMA会員企業のこれまでの実績として、「10年間に5000億ドル以上をバイオ医薬品の研究開発に投資し、18年だけで過去最高額の796億ドルの投資をしたことを誇らしいと思っている」と語った。
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