健康相談教室を毎月開催する薬局の来局者からの相談件数は、開催していない薬局に比べて1.7倍多いことが、鹿児島県薬剤師会が会員薬局を対象に実施した調査で明らかになった。2週間の調査期間中における相談件数は1薬局当たり平均17.1件で、100件以上の相談を受けた薬局も複数あった。服薬や検査値に関する相談が最も多く、一般用医薬品や残薬、生活習慣病・運動の相談も多かった。かかりつけ薬剤師の施設基準を満たす薬局では相談件数が多いことも分かった。
鹿児島県薬は2019年度、厚生労働省の「地域における薬剤師・薬局の機能強化及び調査・検討事業」の一環として、薬局機能と相談件数の関連を調べた。会員薬局の管理薬剤師を対象に調査票を送信し、464軒の薬局から回答を得た(回収率54.6%)
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