日本薬剤師会の山本信夫会長は18日の定例記者会見で、6月に発足する新執行部の人選などについて語った。山本氏は「適材適所というのは変わらない」としつつも、「今のままで良いかと言えば、少しずつ変えていかなければならない」と指摘。その上で、「次の世代を育てていかなければならない。様々な情報を吸い上げられるルートを作る必要がある」と述べ、ベテランと若手をバランス良く起用して世代交代を進めていきたい考えを示した。
具体的な人選については「5月中旬をメドに」とのスケジュールを示し、「有能な人材は都道府県薬剤師会でも起用したいだろうが、協力をお願いしたい」と述べた。自身の後継者については、「そろそろ考えなければならない時期に来ている。重要な課題だ」との認識を示した。
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