明治薬科大学と国立成育医療研究センターは23日、双方の人材交流を促す連携大学院協定を締結した。小児期・周産期に精通した薬剤師を育成するため、明治薬科大の大学院生や職員が同センターの医療現場で実際の課題を把握するほか、同センター職員は大学で最新の薬学を学ぶ。研究内容などの詳細を検討して実施する方針だ。同センターが薬科大学と連携協定を結んだのは、昨年3月の昭和薬科大学に続き2件目となる。
国内では、小児医療に精通した薬剤師が不足する中で、明治薬科大は成育医療を「少子化問題に直面する日本の将来を支える必須の分野」と位置づけ、小児・周産期に関する研究、教育の環境が充実している同センターに連携を提案。
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