静岡県は、インドから個人輸入した無承認薬を服用した男性に鉛血中濃度の上昇等の健康被害が発生したと発表した。男性は昨年7月から約4カ月間にわたって男性器の強壮を目的とした医薬品を摂取。同製品は通常摂取量の約200倍の鉛を含有していることが確認され、倦怠感の発現も見られた。県は、事案発生を厚生労働省に通報すると共に、服用している人に対し直ちに服用を中止し、健康被害が疑われる場合は速やかに医療機関を受診することなどを呼びかけている。
健康被害の発生が報告された製品は、男性器の強壮を目的とする「Penisole」と記載されたカプセル剤で、外箱には医薬品成分のアシュワガンダとヒヨスが記載されている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。