大日本住友製薬と愛媛大学は3日、米国の国際NGO「PATH」と3者で進めているマラリアワクチンの前臨床開発プロジェクトについて、日本発の官民パートナーシップ「グローバルヘルス技術振興基金」(GHITファンド)から研究助成を受けたと発表した。助成額は約5億円。ヒトから蚊への感染経路を断ちマラリア撲滅につながるワクチンで、世界初の実用化に向けて10年以内の上市を目指す。
マラリアは、ハマダラ蚊が媒介する寄生虫病。吸血時に蚊からヒト、ヒトから蚊へとマラリア原虫が行き来して感染する。
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