TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【栄研化学】新型コロナ試薬キット、供給体制を強化‐月40万テストへ設備投資も

2020年05月12日 (火)

 栄研化学の和田守史社長は4月28日に開催した決算説明会で、4月に上市した新型コロナウイルス検出用試薬キットについて、「4月末時点で研究用試薬も含めると全国の保健所や病院などに約8万テスト分出荷した」と明らかにした。「出荷と同時に注文が入っている状況であり、現在は月に20万検体分のセットが必要だと考えている。専用装置も新たな医療施設からの注文が出ていることを考えると、最終的には月40万テストの供給が必要になってくる」と述べ、供給体制を強化する考えを示した。

 同社は、独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法を用いた新型コロナウイルスの検出キットの開発を進め、3月に研究用試薬、4月に体外診断用医薬品として販売している。検体から抽出したRNAから35分で新型コロナウイルスを検出でき、PCR法といったこれまでの検査法と比べ、検査工程を簡易化している。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術