国際医療福祉大学は今春、福岡県南部にある大川キャンパスに「福岡薬学部・薬学科」(6年制、定員120人)を新設した。初年度の入試は好調で多数の志願者を集め、定員を上回る131人が入学した。各種医療系学部や関連医療施設を保有するグループの総合力を生かして、多職種連携教育(IPE)や臨床教育を実施できるのが強みだ。まだ周辺地域では地域医療を担う薬剤師は不足しているとして、リサーチマインドを持ち、臨床に強い薬剤師の養成に力を入れる考えである。
同大学にとっては、2005年の大田原キャンパス(栃木県)に設置した薬学部に続き、二つ目の薬学部になる。以前から新たな薬学部の設置構想があり、地域を活性化したい大川市から設置要請を受け、大川キャンパスに薬学部を新設した。
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