TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【医療安全情報No.22】化学療法の治療計画で注意喚起”実施間違いが25件発生

2008年09月22日 (月)

 日本医療機能評価機構は「医療安全情報No.22」を発行、化学療法の治療計画で25件の実施間違いがあり、そのうち処方間違いが原因で非投与日に抗癌剤を投与してしまった事例が5件あったことを紹介し、医療関係者に注意喚起した。

 安全情報では、5件の処方間違いのうち二つの事例を紹介。一つは治療計画では、「ランダ(1日目のみ)+5‐FU(105日目)」を投与する予定だったのを、医師が誤って2日目、3日目にもランダを処方し、患者に投与してしまった。

 もう一つは、「カルボプラチン(1日目のみ)+トポテシン(1日目、8日目、15日目)」を投与するところを、医師が誤って8日目にもカルボプラチンを投与する指示をコンピュータに入力してしまったために起きた。

 同機構では、医療ミスが発生した医療機関に対して、治療計画を患者、医師、薬剤師、看護師などと共有することなどを求めている。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術