仏サノフィは、免疫領域領域に強い米バイオ医薬品企業「プリンシピアバイオファーマ」を買収すると発表した。買収額は36億8000万ドル(約3883億円)。プリンシピアが開発する複数のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤を獲得することで、自己免疫疾患のポートフォリオ強化を図る。今年中の買収完了を見込む。
プリンシピアは、米ナスダック上場のバイオ医薬品企業。サノフィとは2017年から協業しており、多発性硬化症(MS)やその他の中枢神経系(CNS)疾患を対象に開発しているBTK阻害剤「168」を導出している。
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