大阪府薬剤師会は、今年度事業として在宅医療に取り組む薬局薬剤師、病院薬剤師を対象に、薬局薬剤師と病院薬剤師の同行研修等の相互研修を実施する。47支部の地域薬剤師会を対象に、薬局薬剤師が病院退院時服薬指導などの同行研修や、病院薬剤師が患者宅への同行研修を行うことで、より良い在宅薬剤管理につなげる。17日に開いた記者会見で乾英夫会長は、地域薬剤師会に向けた事業の協力依頼を行うことを明らかにした。
同事業は、大阪府の「薬局の在宅医療推進事業費補助金(地域医療介護総合確保基金)」を活用した取り組みで、期間は2020~22年度の3カ年を予定。具体的には、▽薬局薬剤師を対象とした病院退院時服薬指導等への同行研修▽病院薬剤師を対象とした患者宅への同行研修の実施――で、今年度は両研修ともに50人程度の受講者を予定している。
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