日本医療薬学会は、「地域薬学ケア専門薬剤師」や副領域「同(がん)」の認定取得を目指す薬局薬剤師を対象に、研修調整依頼の申請受付を開始した。研修は、地域の基幹病院と自身が所属する薬局の指導者が連携して進められるため、申請に基づき両施設のマッチングを行う必要がある。遅くとも10月上旬までに作業が終了する見通しで、その後は暫定認定の申請受付に移行する。暫定要件の審査を経て、来年1月には暫定の認定証を発行する計画である。
現在、研修を受け入れる基幹病院として全国の170弱の施設が手を挙げている。研修希望者は、研修を受けたい病院を第3希望まで選び、研修調整依頼の書類を9月7日までに提出する。申請を受け、各都道府県薬剤師会に設けられた研修調整委員会が、希望者の所属薬局と基幹病院のマッチングを実施。結果は9月下旬から10月上旬に通知される見込みで、その後は暫定認定の申請受付に移行する。
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