加藤勝信厚生労働相は11日の閣議後会見で、英アストラゼネカの新型コロナウイルス感染症ワクチン候補「AZD1222」の治験が一時中断した件に言及。2021年前半に新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を開始する政府目標への影響について、「今の段階で見通しを言う状況にない。引き続き情報収集し、それを踏まえて対応したい」との考えを示した。
AZと英オックスフォード大学が連携して開発を進めているAZD1222をめぐっては、英国の第III相試験に参加した健康成人1例から因果関係不明の有害事象が報告されたため、全世界で実施していた治験を一時中断している。
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