◆今冬に向け、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行が懸念されている。高熱など比較的分かりやすい症状があれば、医療機関を受診することが自然な流れになると見られるが、新型コロナの初期症状はかぜと似ているとの報告もある
◆実際、新型コロナかもしれないという不安を抱えている時に、どのように対処すべきか迷うところだ。今年2月のデータでは、市販薬のうち総合感冒薬が大きく伸長。感染拡大の影響で、医療機関の受診を避けつつ市販薬で対処する動きも見られた
◆あるメーカーの調査によると、症状緩和の対処療法にOTCかぜ薬が使われるものの、実際にはウイルスを退治してくれると認識している人が半数以上を占めていることが分かった。多くの生活者はかぜ薬の役割を理解せず、症状に合った効果的な使用ができていないのかもしれない
◆コロナ禍の中、店頭ではセルフ販売方式が主流を占めるのは仕方ない。ただ、こういう時期だからこそOTC医薬品の販売は対面による説明が必要になる。
効果的な使用のために
2020年09月16日 (水)
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