
スマートグラスを活用
大日本住友製薬は18日、KDDIと協力してMRと医療関係者とのコミュニケーションに仮想空間技術(XR)を活用する取り組みを始めたと発表した。医薬品情報を3D映像で直感的に伝えるコンテンツの制作や仮想空間(VR)上のコミュニケーションスペースの構築に向け協力する。拡張現実(AR)やVRといった最新技術を駆使して情報提供の手段を拡充する考え。2020年度中に試験的にサービスを始める計画である。
眼鏡型ウエアラブル端末「スマートグラス」を活用して、医薬品の分子構造や臓器への作用メカニズムなどを立体的に再現したコンテンツを医療関係者に提供する。端末を着用した医療関係者は、目の前の風景の中に映し出された医薬品や臓器、分子構造などについて、上下左右、前後など、視点を変えて見ることができる。
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