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厚生労働省や各都道府県が取り組む「麻薬・覚せい剤乱用防止運動」が今年も、今月1日から2カ月間にわたって実施される。全国7都市で地区大会が開かれるのをはじめ、日本薬剤師会など関係団体と連携した啓発活動も行われる。
この運動は、麻薬・覚せい剤などの薬物乱用が、乱用者個人の健康上の問題にとどまらず、いろいろな犯罪の誘発など公共の福祉に計り知れない危害をもたらすことを、広く国民に知ってもらい、国民の一人ひとりの意識を高めることで、薬物乱用の根絶を図るために、毎年実施されている。
運動では、政府が広報機関による啓発宣伝、地区大会の開催、功労者表彰、啓発資材の作成・配布などを行う。また都道府県も、啓発宣伝活動に取り組むほか、薬物乱用防止指導員や関係団体との連携による開発活動の徹底、学校などでの薬物乱用防止教室で「薬物乱用防止キャラバン」、「薬物乱用防止広報車」を活用した啓発活動の展開、相談制度の周知徹底を図っていく。なお、「薬と健康の週間」でも乱用防止の啓発を行う。
地区大会は、▽29日=福島大会(福島文化センター)▽11月5日=沖縄大会(浦添市てだこホール)▽11月7日=山口大会(山口県総合保健会館)▽11月9日=三重大会(四日市市民文化会館)▽同日=兵庫大会(アルカイックホールオクト)▽11月14日=九州地区大会(宮崎市民プラザ)▽11月29日=東京大会(九段会館)――となっている。
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