東京地検特捜部と公正取引委員会は13日、地域医療機能推進機構(JCHO)を発注者とする入札に関する独占禁止法違反容疑で、大手医薬品卸4社のアルフレッサ、スズケン、東邦薬品、メディセオを一斉捜索した。昨年11月27日には公取委による立入検査を受けているが、今回は東京地検特捜部との合同捜査であることから、刑事告発を含めた今後の事態推移に関係者の注目が集まっている。
同日、メディパルホールディングス、東邦ホールディングス、スズケン、メディセオの4社は、本社と子会社が捜索を受けた事実を報告すると共に、「今回の捜索を厳粛、真摯に受け止め、今後の捜査、調査、検査に全面的に協力していく」とのコメントを公表した。
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