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コロナで受診控えは

2020年10月23日 (金)

◆高血圧症の持病を持つ無季言子にとっては、降圧剤の処方箋を発行してもらうため、月1回のクリニック受診は欠かせない。受診を終えると、処方箋を持って門前薬局で調剤してもらうが、支払う調剤報酬を眺めると納得しづらい項目もある
◆新型コロナウイルスの感染が拡大している今、感染を恐れての「受診控え」があるのではないかと一時言われていたが、本当のところは分からない。それでも月1回のクリニック受診を通じて、確かに肌感覚では受診する人は減っているように感じられる
◆今年に入ってからの「レセプト件数に見る経過(審査分、対前年比)」のデータによると、4月分から前年を下回る審査件数である。小児科と耳鼻科に至っては、5月分、6月分は60%台と大きく落ち込んでいる
◆小児科、耳鼻科は確かに受診抑制がかかっているようだが、外科、眼科、整形外科、調剤は80%台で推移しており、これで受診抑制と言えるのだろうか。不必要な診療が減ったと考えた方が良いのではないかと思う。



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