米国研究製薬工業協会(PhRMA)は10月28日、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、医療提供体制の改革に向けた提言を発表した。イノベーション促進、医療への投資、デジタル化推進の三つを柱としたもので、公衆衛生の危機を乗り切るための薬事制度改革や、薬剤費に依存しない医療資源の再配分などを求めた。
PhRMAは、新型コロナウイルス感染症の拡大で治療薬やワクチン開発に取り組む製薬産業の貢献を強調。医療費削減だけでは公衆衛生の危機などに対応できないとし、研究開発環境の整備や医療制度の構築、統合的なデジタル化推進が必要とした。
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