厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が13日に開かれ、患者の受診歴を軸に、初診からオンライン診療を行う必要性を議論した。厚労省は、1年以内に同じ医療機関で受診歴がある患者で、新たに別の症状について診療を行う場合、初診からのオンライン診療を可能とする対応案を提示した。受診歴1年以内という線引きについては委員から異論が出たため、次回以降の検討会で方向性を決める。
厚労省は、安全性と信頼性の確保を条件に初診も含めたオンライン診療を原則解禁する方向性を示している。この日の検討会では、医療機関への受診歴を軸に、初診からのオンライン診療の対象となるのか対応案を示した。
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