医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、医療情報データベース「MID-NET」の利活用に関するガイドラインの改定案を公表した。来月10日まで意見募集を行い、来年4月の改定を目指す。
MID-NETは、2018年4月から製薬企業での製造販売後調査での活用やPMDAでの行政利活用を目的に運用を開始している。ただ、利活用手続きが煩雑であることや、PMDAから利活用者への情報提供で必要な情報を公開・提供できない、統計情報の持ち出しにも厳しいルールが課せられるなど課題が指摘され、製販後調査での活用が進んでいないのが現状。今回、MID-NETの利便性向上を目的に利活用に関するガイドラインの改定を行う。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。