大日本住友製薬は、米国子会社のスミトバントを通じて連結子会社のユーロバントを完全子会社化すると発表した。投資額は約222億円となる見通し。グループの連携強化で、ユーロバントが持つ過活動膀胱(OAB)治療薬「ビベグロン」の価値最大化を図る考え。
スミトバントは今年度内に完全子会社化を完了する計画。昨年の英ロイバントサイエンスグループとの戦略的提携でユーロバントの株式約72%を取得していた。
ビベグロンはユーロバントが持つ開発品の一つで、ピーク時売上高500億円を見込む。12月26日を目標期日に米国で承認審査が進められており、来年3月までに発売する計画。
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