クオールホールディングス(HD)は、2021年3月期中間決算説明会で、来年8月にスタートする地域連携薬局の認定制度について「既に進めている在宅医療の推進やアフターフォローなどの取り組みを生かすことができる。特に地域との連携が強化されたマンツーマン薬局が多いわれわれは、大いに力を発揮することができる」と自信を示した。
同社の調剤薬局事業は、主力のマンツーマン薬局の強みを生かし、地域の状況も考慮したエリア戦略に基づく戦略的出店による規模拡大と、各薬局の競争力を高めていく薬局の価値創出を重点戦略として位置づけている。このうち、戦略的出店による規模拡大に関しては、▽出店による規模の拡大▽東名阪エリアを中心とした出店▽M&A基準の厳格化▽新業態店舗の推進――といった基本方針に基づき、事業拡大を継続していく考えだ。
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