薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は4日、武田薬品の抗癌剤「アルンブリグ錠」(一般名:ブリグチニブ)など3件の製造販売承認とMSDの子宮頸癌ワクチン「ガーダシル水性懸濁筋注シリンジ」など4件の一部変更承認を審議し、了承した。ただ、生化学工業の変形性関節症治療剤「ジョイクル関節注」(ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム)の製造販売承認については、継続審議となった。
審議品目
▽アルンブリグ錠30mg、同90mg(武田薬品):新有効成分のブリグチニブを含有し、ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌を効能・効果とする。
用法・用量は、1日1回90mgを7日間経口投与し、その後は1日1回180mgを経口投与する。患者の状態に応じて減量する。
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