
サンファーマは、国内での新薬としては初上市となる尋常性乾癬治療薬「イルミア」(一般名:チルドラキズマブ)を9月に発売した。中道淳一社長は、本紙の取材に対し、「日本でビジネスを展開していく上で大事なマイルストーン」と強調。イルミアのシェア拡大に向け、専任MRを約40人選び、通常のMRと2人体制で情報提供活動を行っていく考えを示した。その上で、「医師や他社から皮膚関連領域ではサンファーマがトップリーグにいるということを評価され、認められるレベルに到達したい」と意気込みを語った。
イルミアは、同社にとって国内市場に上市する初の新薬となる。バイオ製剤の乾癬治療薬である同剤の場合、国内で処方が認められるのは、日本皮膚科学会が定める全国約640の承認施設に限られる。専門的な知識を習得した上での情報提供が求められることから、専任MRによる販売体制を構築した。
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