中央社会保険医療協議会は22日の総会で、「献血グロベニン‐I‐ニチヤク」(乾燥ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン注射用)について、新たに効能追加された「天疱瘡(ステロイド剤の効果不十分な場合)」に使用した場合は、包括評価の対象外とし、出来高払いで算定することを承認した。新規に薬価収載された医薬品は、薬剤費が一定の基準に該当した場合に、出来高算定される。
同薬剤を使用していない症例の薬剤費が35万670円であるのに対し、同薬剤を使用した標準的な費用は約108万円と高額になり、基準に該当する。