協和キリンが中計発表
協和キリンは4日、2030年に向けた新ビジョンとその実現に向けた21~25年までの5カ年中期経営計画を発表した。アンメットメディカルニーズ(UMN)を満たす医薬品の提供など三つの戦略を柱と位置づけ、くる病治療剤「クリースビータ」などグローバル戦略3製品をドライバーに年平均成長率10%以上を達成し、25年度のコア営業利益率25%以上を目指す。売上高は明示していないが、5000億円規模となる模様だ。
同社は30年に向け、日本発のグローバルスペシャリティファーマとして病気に向き合う人々に笑顔をもたらすライフチェンジングな価値の継続的創出の実現を、新ビジョンに打ち出した。そのため、中計では、▽UMNを満たす医薬品の提供▽患者を中心に置いた医療ニーズへの対応▽社会からの信頼獲得――の三つの柱を掲げ、これらにより新薬創出力で存在感を示すグローバルスペシャリティファーマになる将来像を打ち出した。
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