厚生労働省は5日、東京都など5都府県の約1万5000人を対象に行った、新型コロナウイルスの感染経験の有無を判定できる抗体検査結果を公表した。陽性率は、東京都0.91%、大阪府0.58%、宮城県0.14%といずれも前回調査より上昇しており、特に東京都の抗体保有率は約9倍増加した。
新型コロナウイルスの抗体検査では、対象者の血液を検査キットに垂らし、ウイルスを体内から除去する抗体を保有しているかどうかについて陽性、陰性で判定し、感染経験の有無が分かる。
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