
岡本社長
医療衛生用品卸の森川産業は、会場とウェブを活用した小売関係者向けの「2021春・新製品内見会」を8日からスタートした。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今年も年初から東西で開催予定だった医療衛生用品関連の展示会が相次いで中止せざるを得なくなったことから、昨年10月に一部オンライン形式で実施して好評を得た内見会を再び企画したもの。有力メーカー57社の製品を週替わりで3月5日までの1カ月間、東京岩本町の同社1階で紹介展示すると共に、近くユーチューブによる動画配信も行う。
記者会見で岡本正敏社長は、1月に大阪で開催予定だった西日本医療品展示会が中止となったこと、理事長を務める東京医療用品卸商協同組合が今月に予定していた東京医療衛生用品フェアも来場者の健康や安全面を最優先に考えた結果、再び中止を余儀なくされたことを挙げ、「各メーカーが精力を注いで開発した春夏向けの新製品、またコロナ禍に向けて開発した新商品も数多い。こうした商材をメーカー側はアピールできる場、小売側も情報収集の場をそれぞれ強く望んでいる」など内見会開催の経緯を説明した。
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