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【日本薬学会第141年会】大学院生・学部生シンポジウム-次世代を担う神経免疫研究の最前線~中枢神経・グリア細胞への多角的アプローチ~

2021年03月19日 (金)

シンポジウムの概要

オーガナイザー
 河野敬太(九大院薬)
 吉田小莉(星薬大)

 一般に、痛みや心理・社会的ストレスといった様々な外的要因により、中枢神経やグリア細胞の機能変容が引き起こされると考えられている。これまでも、末梢で認められるフェノタイプと中枢神経系の相互連関は重要であると考えられてきたが、それら相互連関にフォーカスした研究は深く行われていなかった。

 しかし、革新的な技術進歩などにより近年、精神疾患発症や疼痛遷延化、認知症、免疫機能異常といった疾患フェノタイプが、中枢神経系やグリア細胞の機能変容により引き起こされることが明らかとなってきている。

 このように、現代における臨床的な疾患解析をする上で、中枢神経とグリア細胞が担う“神経免疫”について考えることは必要不可欠である。

 こうした背景から、本シンポジウムでは、神経免疫というテーマをもとに、中枢神経やグリア細胞、末梢免疫に至るまでの多角的アプローチによる研究を紹介する。これにより、科学的エビデンスに基づく臨床的な治療法開発の糸口を見つけるきっかけになることを期待したい。

 (吉田小莉



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