日本製薬団体連合会は6日、医療用医薬品の添付文書電子化に対応したGS1コードを読み取るアプリ「添文ナビ」を公開した。スマートフォンなどからアプリを起動し、製品外箱に記載されたGS1コードを読み取ると、添付文書や審査報告書などの関連文書の閲覧が可能になる。5月の大型連休明けから医療機関や薬局でアプリの先行運用を開始し、リーフレットを用いてアプリのダウンロード方法などを説明することで普及を目指していく。
改正医薬品医療機器等法(薬機法)では、紙の浪費を防ぎ、最新の添付文書を使った適正使用が可能になるよう8月から添付文書の電子化を開始するとしている。厚生労働省は2月の通知で、紙の添付文書に記載していた情報内容を「注意事項等情報」と位置づけ、インターネットを通じて入手できるよう製造販売業者に要請。
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