広島市薬が県から委託
広島市薬剤師会の会員薬局が広島県の委託を受けて、無症状の市民らを対象に新型コロナウイルスのPCR検査の受付窓口になる事業が、1日から始まった。会員の約3割に該当する205薬局が事業に参加。身近な薬局を介して検査を受けられるとあって市民の反応は良好で、開始後1週間で多数の検査を受け付けたという。広島市薬の中野真豪会長(アイワ薬局井口鈴峰)は「社会の医療インフラを担う存在として薬局を認識してもらいたい」と話している。
県は、今月からPCR検査の対象や実施体制を拡大。これまで県内5カ所のPCRセンターで、高齢者施設や医療機関、飲食店の従業員などに限定して検査を受け付けていたが、今月以降、対象を県内の居住者や就業者に拡大した。
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