参天製薬は9日、緑内障用デバイス「マイクロシャント」(DE-128)の米国での承認取得時期の見通しが不明確になったことから、2021年3月期第4四半期に405億円の減損損失を計上する見込みを発表した。
「DE-128」は、昨年6月に米国で市販前承認申請を実施。21年度上期の承認取得を見込んでいたものの、今年2月末に米国食品医薬品局(FDA)から審査に関するフィードバックが示され、承認取得時期が明確ではなくなった。そのため、承認取得時期の遅延を前提に資産価値の見直しを行った結果、減損損失を計上する見込みとなった。
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