富士フイルムホールディングスは15日、2021~23年度までの中期経営計画「VISION2023」を発表した。3年間でヘルスケアと高機能材料の成長を加速し、特にヘルスケア事業は最終年度となる23年度に売上高8600億円、営業利益1030億円と同社最大のセグメントに拡大させる計画を打ち出した。研究開発や設備投資に総額1兆2000億円を投じ、メディカルシステムやバイオCDMOの重点事業や新規事業に集中投入していく考えだ。
同社は、17年度に30年度をターゲットとした長期的に目指す姿を示したCSR計画「サステナブルバリュープラン2030」を策定している。今回の新中計は、CSR計画の目標を実現するための具体的なアクションプランとしてまとめられた。
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