日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は16日の定例会見で、2020年度のドラッグストアにおける調剤額が前年比9.0%増の1兆0693億円になったと発表した。18年以降、10%前後の伸び率で推移しており、今回初めて1兆円を突破した形となった。
ドラッグストア実態調査結果から判明したもので、池野隆光会長(ウエルシアホールディングス会長)は、「以前から伸びていくと思っていたが、1兆円を超えるということは、ドラッグストアとしてその次が見えてくる気がする。おそらく今後も伸びていく」と期待感を示した。特に最近では、薬剤師を中途採用する難易度が下がっていることに加え、調剤併設の動きも進んでいるとして、「今年度は相当伸びるのではないか」との見通しを示した。
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