厚生科学審議会のワクチン評価に関する小委員会は20日、MSDの組み換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子(HPV)ワクチン「シルガード9」の定期接種化に向けた議論を開始した。有効性、安全性、費用対効果等について検討するが、委員からは接種回数について3回接種から2回接種への見直しも検討するよう求める声も上がった。
昨年7月に製造販売承認されたシルガード9をめぐっては、同8月の小委員会で定期予防接種への位置づけを検討することを決定。有効性や安全性等に関するファクトシートを国立感染症研究所がまとめた上で、具体的な議論に着手することとしていた。
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