◆ファイザーの新型コロナウイルス感染症ワクチン「コミナティ筋注」の優先接種を受けた医療従事者の知人から「接種当日、腕が上がらないくらい痛みがあった」「2回目の接種翌日に38℃の熱が出た」などの話を聞いた
◆これら接種部位疼痛や発熱などの副反応は、国内臨床試験データでも報告されている。接種翌日に発熱のほか倦怠感が生じるケースもあるようだが、それら症状は1~2日で消失するとされている
◆ワクチン接種で、すぐに見られる重篤な副反応であるアナフィラキシーへの対応では、周囲のスタッフは万全の体制で臨む必要がある。ただ、時間を経過して起こる発熱、倦怠感などの副反応でも、人によっては社会経済活動を満足に行えない場合も出てくるかもしれない
◆現在、一部企業でワクチン接種を希望する社員に対し、接種当日などに「ワクチン休暇」を新設する企業も出ている。今後、働く現役世代のワクチン接種開始においては、業務に支障を来さないような社内整備を行うことも必要になるだろう。
働く現役世代のワクチン接種に向け社内整備を
2021年04月30日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
寄稿