サワイHDが長期ビジョン
沢井製薬を傘下に収めるサワイグループホールディングスは11日、10年間の長期ビジョンや3年間の中期経営計画を発表し、2030年度に売上高4000億円と国内後発品市場で20%以上のシェア確保を目指す方針を打ち出した。国内売上を2600億円、米国売上を600億円に引き上げるほか、希少疾患治療薬等の新規事業で800億円を積み増す計画。20年度の売上規模の2倍強となる成長を実現したい考えだ。
30年度の国内売上は、20年度比69.3%増の2600億円を目標とし、販売数シェアは4.3ポイント増の20%以上の達成を目指す。従来と同様に、単独上市品や競争優位な品目を中心に新製品発売に力を入れ、品質向上や安定供給力を強化することで、目標の実現を果たす計画である。
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