中央社会保険医療協議会総会は12日、セルジーンのキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法「ブレヤンジ静注」(一般名:リソカブタゲンマラルユーセル)を19日付で薬価基準に収載することを了承した。類似薬の価格調整を踏まえ、1患者当たり3264万7761円に設定した。
同剤は、ノバルティスファーマの「キムリア点滴静注」を比較薬とし、類似薬効比較方式Iで算定。1患者当たり、キムリアと同額の3411万3655円に設定した。
ただ、比較薬のキムリアは4月の総会で費用対効果評価の結果に基づいて価格調整が行われたため、ブレヤンジも同様に価格調整による薬価引き下げの対象となった。
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