日本薬剤師会は、保険調剤の動向「2020年度調剤分(全保険・速報値)を公表した。処方箋の受取率(分業率)は、前年度より0.8ポイント増の75.7%となった。処方箋の受取率は緩やかに伸びた一方で、受取処方箋枚数は新型コロナウイルス感染拡大の影響で二桁近い落ち込みとなった。
都道府県別の受取率を見ると、前回調査で10都道県だった「80%以上」は、秋田県(89.6%)、青森県(86.2%)、岩手県(86.2%)、新潟県(86.1%)、神奈川県(84.8%)、宮城県(84.2%)、北海道(83.0%)、島根県(82.4%)、佐賀県(82.4%)、東京都(80.4%)と変化がなかった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。