中央社会保険医療協議会は23日の総会で、再生医療等製品で第一三共の癌治療用ウイルス「デリタクト注」(一般名:テセルパツレブ)の医療保険上の取り扱いについて、医薬品の例に倣って薬価基準に収載する方針を了承した。一方、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)のヒト(自己)口腔粘膜由来上皮細胞シート「オキュラル」は医療機器の例で対応し、材料価格基準に収載する。
再生医療等製品を保険収載する場合、医薬品か医療機器のどちらで取り扱うかについて、製品の特性に応じて中医協が判断している。
今回、第一三共から再生医療等製品のデリタクト注の保険収載を希望する申し出があったことから、医療保険上の取り扱いについて審議した。
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