設置可能性は未知数
沖縄県は、県内に薬学部を新設する必要性は高いとする調査結果を踏まえた報告書を取りまとめた。県内の慢性的な薬剤師不足の解消には薬学部が必要としている。設置大学の候補として、国立琉球大学、公立名桜大学などを検討中。今年度も継続して調査を実施し、薬学部設置の方向性を具体化したい考えだ。
沖縄県の人口10万人当たりの薬剤師数は全国で最下位と少ない。2018年には、県内の薬剤師会や医師会、歯科医師会、看護協会が薬学部新設を求める約10万筆の署名を県に提出。県知事も実現を公約に掲げるなど、薬学部新設に向けた動きが進んでいる。
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