大塚製薬は、片頭痛発作発症抑制薬「アジョビ皮下注225mgシリンジ」(一般名:フレマネズマブ遺伝子組み換え)を新発売した。
同剤は、イスラエルのテバファーマスーティカル・インダストリーから導入したヒト化抗CGRPモノクローナル抗体の皮下注射剤。片頭痛発作の発症に重要な働きをしているとされるCGRPに結合し、CGRP受容体との結合を阻害することで効果を発揮すると考えられている。
同社は、2017年にテバと同剤の日本における開発・販売に関する独占的ライセンス契約を締結し、6月23日に承認を取得していた。