医薬品産業ビジョンの公表を受け、日本製薬団体連合会の眞鍋淳会長は13日に声明を発表し、「国民の製薬産業への期待を背負って策定されたもの」との認識を示し、製薬業界の責務として実現を果たしていくと誓った。そのためには、実行計画を策定し、実務レベルで継続的な対話や検討を重ねると共に、関係省庁との連携が重要とした。
眞鍋氏は、6月に閣議決定された政府の成長戦略実行計画において、医薬品産業の成長戦略が国の重要分野として定められたことに言及。「これは医薬品を社会保障制度の枠組みの中でコストとして捉えてきた過去から、国の基盤・基幹をなす重要な要素と位置づける未来への転換であり、ビジョンはその転換を具現化するもの」と指摘し、「今回のビジョンが製薬産業に新たな局面を開くよう尽力していく」とした。
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