◆福岡県薬剤師会の薬事情報センターは昨年6月から、LINEのチャット機能を使ったお薬相談を受け付けている。既存の電話での相談受付に加えて、相談しやすい新たな手段として取り組みを開始した
◆一体、どのような相談が寄せられているのか。その結果が、このほどウェブ上で開かれた日本薬剤師会学術大会で示された。3月末まで10カ月間のLINEによる相談件数は延べ47件。相談者の多くは女性で、年代は幅広かった
◆診療科別では婦人科が15件、精神科が14件と多かった。対面や電話では聞きづらいデリケートな相談の場合に、LINEが選ばれている可能性が考えられたという
◆そのほかにも、LINEを使って住民の相談に応じる薬局は増えつつある。若い世代はもちろん、LINEを使いこなしている高齢者は少なくない。来店し直接話すだけでなく、LINEで相談したいという一定のニーズはあるだろう。様々なニーズに柔軟に対応できる薬局が今後、地域住民の支持をより一層集めるのかもしれない。
LINEのチャット機能を使ったお薬相談
2021年09月24日 (金)
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