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信州大学病院の癌免疫細胞療法‐10診療科に提供を拡大

2009年1月20日 (火)

 信州大学病院は19日、樹状細胞を中心とする癌免疫細胞療法の提供を、従来の1診療科(皮膚科)から10診療科に拡大すると発表した。

 細胞療法の拡大は、バイオベンチャー企業のテラと昨年10月に結んだ「癌免疫療法に関するシステム提携と新規医療技術開発の共同事業契約」に基づくもの。信州大学病院では、皮膚科と先端細胞治療センターが中心となって、進行期悪性黒色腫(メラノーマ)患者に対し、自由診療による樹状細胞療法をスタートさせており、他の領域にも適応範囲を広げていく計画があった。

 信州大学医学部の倫理委員会は、両施設が開始したメラノーマ患者に対する樹状細胞療法が順調に実施されていることを受け、昨年12月2日に10診療科で癌免疫細胞療法を開始することを承認した。

 これを受けテラは、信州大学に対してGMP準拠レベルでの樹状細胞培養技術のノウハウ提供や、技術者養成への人的支援を今月から本格的にスタートさせた。信州大学病院では細胞療法について、進行癌や再発癌に対する予後やQOLの改善、標準的な治療後の再発予防に関する医学的な意義を検討し、より効果の高い細胞療法の技術開発を目指す。

 診療科の拡大に伴い信州大学病院では、固形癌や肉腫、白血病への免疫細胞療法の提供が可能となり、今後5年間で250症例の治療提供を見込んでいる。




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