大日本住友製薬は11日、小児先天性無胸腺症の免疫再構築を適応症に、他家培養胸腺組織「RETHYMIC(リサイミック)」の承認を米国食品医薬品局から取得したと発表した。同適応症の治療薬は米国で初めて。今月末までに発売する予定で、同社初の再生細胞医薬品の実用化となる。
臨床試験で患者計105人に同剤を移植し、有効性解析対象集団95人の推定生存率は1年で77%、2年で76%。移植1年後に生存していた患者の同生存率を解析したところ、10.7年時点で94%となった。
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